2F - NOW OR NEVER -

2F - NOW OR NEVER -
2F - NOW OR NEVER -

2013年1月13日日曜日

SOUVENIR JACKET

 
 
 
 
 
 本日、3連休の真ん中もっこり日曜日、
 
 
たくさんのお客様に御来店、御買い上げ頂きまして
 
誠にありがとうございます。
 
 
 
 明日は、成人の日、3連休最終日となります。
 
 皆様の御来店、
 
心より御待ちしております。
 
 
 
 
 
 私も20年以上前の事になりますが、
 
成人式、地元、名古屋に帰り懐かしいみんなと久しぶりに会い、
 
酒をかわし、
 
「AN ADULT」としての抱負を誓った一日でした。
 
 
 
 
 
 みんなで集まり、小学校の校庭に埋めたタイムカプセルを掘り起こしてみると
 
ずっぽり穴があけられ何故かウイスキー1本だけ残され
 
全て盗難されていた事が発覚しました。
 
 その時のショックは実話ですが、
 
まるで水族館のイルカショーで
 
イルカが勢い余って水槽から飛び落ちて
 
血だらけになってしまってタンカーで運ばれたのを見た時と
 
同じような衝撃を受けた事も走馬灯の様に蘇ってきます。
 
 
 
 
 また、40歳の時には
 
第二の成人式と題して再度名古屋に帰郷し参加した時は
 
200人くらい集まったけれど
 
みんなおっさん、おばさんになっていて
 
誰が誰だか解らない状態で
 
最後まで話していたのが誰だか解らない人もいた程でした。
 
 それもまた、趣きが有り面白かったです。
 
 まさに、「光陰矢のごとし。」といった感じで
 
時の流れは早いものです。
 
 「今。」を精一杯生きる事の大事さを実感出来ます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 さて、本日は数が少ないだけでなく、
 
コンディション、サイズ、色、ディティール等のスタイルも共に最高な
 
「ENIWETOK ATOLL"水爆実験柄"」の
 
SOUVENIR JACKETの紹介です。
 
 3拍子以上揃った極上のSOUVENIR JACKETです。
 
 
 



 SOLD

 40's~50's SOUVENIR JACKET

"MUSHROOM CLOUD & ENIWETOK ATOLL MAP" 







 リバーシブルの仕様になり、

片面はBLACK×SILVERのサテン地、

リバースサイドが、BLUE×SILVERのサテン地の仕様です。

 SIZE表記は確認できませんが、

MEN'S SIZEのS相当のSIZE感の需要の高いGOOD SIZEです。

 日本人に比べてリーチの長いアメリカ人に合わせたサイズでつくられる為、

SOUVENIR JACKTは全般的に袖丈が長いものが多い中で

袖丈も短めで着やすいSIZEです。

 着ていて袖丈が長すぎると

どうしても袖リブから摩耗などによって

ダメージをきたす事が多いです。

 WORK WEARやSPORTS JACKETなどとは違って

当時のアメリカ兵士の為に日本の職人さんによって、

お土産品、趣向品としてつくられたものなので

デリケートなものになります。

 そういった所にも気を配ってみてはいかがでしょうか。









 中綿の入らない仕様になり、

スッキリとしたシルエットで着用が可能です。

 また、中綿のずれによる、型崩れの心配も有りません。

 真夏でも着られる元から中綿なしのタイプです。





 
 BLACK×SILVER面のフロント胸部には、ヤシの木の刺繍が入ります。





 BLACK×SILVER面のバックは、

エニウェトク環礁のMAPと、イルカ、ヤシの木、

水爆実験の際に見られる、キノコ雲の刺繍が入ります。




 エニウェトク環礁とは、西太平洋のマーシャル諸島共和国の北西端に位置し、

約40の小島からなる環礁です。

 1944年に米軍に占領されて以降は、海軍基地として使用され

1948年以降には、原子爆弾、水素爆弾等の実験場となった環礁です。

 1952年には世界に先駆け、米軍が水素爆弾の実験に成功しました。








 

 BLUE×SILVER面、フロント胸部は

虎の頭が刺繍により入ります。






 BLUE×SILVER面、バックには

虎の刺繍が入ります。

 フロント、バック共に虎の刺繍が入り

どれも独特な表情の魅力的な刺繍です。

 まさに、「TORA、TORA、TORA」といった感じです。

 
 大概の場合、リバーシブルの片面が良くても、

もう片面が・・・というケースが多いですが、

こちらはリバーシブル両面共に内容が良く

両面で楽しめます。









 フロントZIPPERはSPEED TOKYOのバタフライ式のZIPPERが使用されています。

 ZIPPER刺しの部分は、上画像の様に金具が取り付けられている古いタイプです。

 このタイプのZIPPERは50's初期頃までの物になり、

全て手作業で造られていたZIPPERです。

 また、1953年を境に、SPEED、T.T.S.(東京寺西商会)、CHERRY等といった

ZIPPERは、YKK社に吸収されてしまう為、1953's以前のSOUVENIR JACKETに見られる

特徴的なZIPPERでも有ります。





 両面共に、スラッシュポケットは上画像の様なスタイルです。

 ポケット縁は幅3cm程もある太めの物を用いており、

両端は三角形のステッチで補強の入る、40's頃の物に見られる

古いディテールです。





 袖部、裾部、首元のリブは、全てリバーシブル仕様になり、

BLACK×SILVER面にはBLACKにYELLOW、WHITEのラインの入るリブ、

BLUE×SILVER面にはBURGUNDYにYELLOW×WHITEのラインの入るリブが

それぞれ使用されています。

 袖口、首廻り、胴リブ共に使用感が見られないテンションの高い

引き締まった状態です。






 
BLACK×SILVER面、袖部
 
 
 
 

 
BLUE×SILVER面、袖部
 
 
 
 

 両面共に、袖部にラインが入り、

その両サイドには綱の様な形状のパイピングが施されています。

 こちらのパイピングも40's頃のSOUVENIR JACKETに見られる古いディテールです。







 状態は、保管時に付いたと思われる

多少の薄汚れは御座いますが、

生地の状態も張りのある申し分の無いコンディションで、

各リブ自体も、非常にテンションの高い使用感のない状態で、

全体的に見て、ミントコンディション(ALMOST DEAD STOCK)と言える

数回着用程度のコンディションです。

 探しても、なかなか見つからない絵柄とコンディションです。















 今回の1点は、1952年に成功した水爆実験をモチーフとして米軍兵がオーダーした

1枚になりますが、BODYのZIPPERやポケット縁の造り、袖部の仕様等々見ましても

40's頃のディテールが多く見られる為、恐らく在庫として残っていた

古いBODYにオーダーされた際、刺繍を入れた物かと思われます。







 ENIWETOK ATOLLモチーフのSOUVENIR JACKETは

SOUVENIR JACKETの中でも、

独特のオーラを放っているジャンルの1つの様に感じます。

 中でも、今回紹介致しました、BLACKベースの物は

数も少なく、大変希少です。

 コンディションもミントコンディション、

探されていた方、お好きな方には、非常におすすめの1点となります。











 いかがでしょうか。







 よろしくお願い致します。










                                同じ過ちを繰り返すな。








NOW OR NEVER
営業時間:12:00〜20:30
166-0003 東京都杉並区高円寺南4-24-2春口ビル2F
phone:03-3317-7707