本日は、SPORTS JACKETの王道、
BASEBALL(AWARD) JACKETの紹介です。
BASEBALL JACKETを大きく分類すると
オールメルトン、アームレザー、コーチタイプと3種に分かれますが、
こちらはオールメルトンのタイプになります。
オールメルトンタイプの中でも面白い一点になります。
30's FULL ZIP. BASEBALL(AWARD) JACKET
ボディーは良質なウールメルトン、
首廻り、胴廻り、袖口のリブはウールのニット(編み物)素材の
FULL ZIP. TYPE(ベル型半円穴型TALON ハトメ付きZIPPER使用)の
BASEBALL(AWARD) JACKETです。
SIZEは表記は有りませんが、
38~40INCH程の良いSIZEです。
形もバランスが良く、綺麗で着やすいです。
フロントZIPPER。
ベル型半円穴型TALON ZIPPER ハトメ付きが使われています。
1933年から1939年の期間につくられた
スライダー、ヘッド共に筋状の彫りの入るタイプです。
歯のとびやレールの破れ等なく、スムーズに開閉出来ます。
ペンシルバニア州のCOLLEGEもので
日本でいう教育大学の短期科の様なものにあたる様です。
1937年にその学内で行われたスポーツの大会において
名誉ある成績を修めた際に作られた
記念すべきAWARD JACKETである事が
左胸に縫い付けられたフェルトのシニールから解ります。
そういったバックグラウンドが解るところも
魅力の一つです。
袖の付き方は、綺麗に弧を描いたフリーダムスリーブの様になります。
今のアウトドアーBRANDなどでよく使われる
袖を上に上げた時にも脇が上がらず、
動き易い手法によるもので
SWEAT SHIRTSの様にきちんと二本針で縫合されています。
SPORTS JACKETらしい動き易さを重視した創りになります。
ポケット口は、薄いGRAY色のメルトン地が使われています。
ポケットの形に沿う様にステッチが入ります。
袖口、首廻り、胴廻りのリブは
GRAY色のニット(編み物)が使われています。
糸の太いローゲージのニットが
そのまま二本針でボディーと縫合されたオリジナルのスタイルです。
面白いつくりになります。
ニットの特徴のマロ味、柔軟さが出ています。
バーガンディー×GRAYの2TONEカラーも良い配色です。
胴リブ上には、フェルト素材の当時の持ち主のNAME TAGが付きます。
当時、大切に使われていたJACKETである事が伺えます。
30'sのハトメ付きフロントZIP. TYPEのBASEBALL JACKET、
探すと見付からないです。
個人的にも綺麗目なIVYっぽいSTYLEにも
WORKっぽいSTYLEにMIXしても
ばっちりはまる優れものSPORTS JACKET、
その中でも王動のBASEBALL JACKET、
自信をもっておすすめしたいJACKETです。
よろしくお願い致します。
NOW OR NEVER
営業時間:12:00〜20:30
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